7月1日(月)10時に京浜東北線東十条駅南口に集合し、昨年に続き江戸富士塚巡りを行いました。参加者は、6期辻川さん、9期木谷さん、18期の佐野の3名です。梅雨時ということで曇り時々雨という天気でしたが、晴れた日よりは歩きやすいです。
東十条駅から徒歩5分で十条富士塚(十条富士神社)に到着します。普段は気が付かないほどの小さな神社ですが、山開きの日に合わせてお祭りが行われます。高さ6m程の階段を上り、頂上でお線香を供えて祠にお参りします。
普段は閑静な住宅街の道路(フジサンロード)の両脇には、400mに渡って200程の露店が並んで賑やかな雰囲気です。露店を眺めながら十条駅に移動しました。
十条駅から埼京線で池袋に出て有楽町線で護国寺駅に向かいます。駅の出口の裏には、すぐこの赤く立派な仁王門が出迎えてくれます。
護国寺の境内に入ると右手の鳥居が音羽富士の入り口です。お寺の中に設置されている珍しい富士塚です。雨で踏み石が濡れて滑りやすいため、慎重に登り、6mの山頂に達しました。
重厚な不老門をくぐると青銅色の屋根の本堂が見えてきました。ここは、徳川綱吉の生母、桂昌院の発願で建立されたお寺で格式の高さを感じます。
奥には墓地が広がっていますが、ひと際目立つのが山形有朋、大隈重信、三条実美といった歴史上の著名人も眠っています。
山形有朋の墓
大隈重信の墓
三条実美の墓
池袋に戻り、東武東上線で下板橋駅徒歩8分の池袋富士(池袋氷川神社)に向かいました。池袋富士には、12時過ぎに到着しましたが、午前中は雨で登山禁止となっており、運よく1番目に登ることができました。
隣の児童公園で各々思い思いの場所で昼食を取りました。
次の豊島長崎富士(高松富士浅間神社)までは、同じ豊島区内ということで、徒歩で30分程歩きました。いい加減歩き疲れた頃に突然公園の裏手に豊島長崎富士が現れました。残念ながら7月6日~7日の土日に開山となっており、ここだけは外から見るだけでした。高さ8m、直径21mと裾野の広がる形状となっており、ここが一番登りたかったとの声が聞こえてきました。
最後は、千川駅から副都心線で新宿3丁目駅経由で丸の内線西新宿駅徒歩2分の成子富士(成子天神社)に向かいました。朱塗りの本殿と高層ビルとのコントラストが見事です。
成子富士は高さ12mと高度感があり、本日最後の登頂ということで、思わず万歳三唱してしまいました。昨年の5座と合わせて富士塚10座登頂完了です。
新宿副都心の町並みを眺めながら新宿駅西口の「思い出横丁」に向かいます。
「思い出横丁」を一回り回った後、比較的大きなお店の「鳥園」にて、今後の活動について意見交換しながら楽しく打上げを行い、解散しました。