2024年1月平日会 東海七福神巡り

2024年最初の平日会企画として「東海七福神巡り」を企画しました。
1月8日10時40分に京急新馬場駅北口に集合したのは、3期石黒さん・伊藤さん、
4期漆戸さん・荒木さん、5期田中(宏)さん、6期辻川さん、7期冨士さん、
阪女OG鈴木さん、13期小松崎さん、17期半田さん、18期阪本夫妻、佐野の13名と
にぎやかな平日会となりました。

コースはほぼ旧東海道沿い、品川宿をゆっくり散策しながらの巡拝となります。
1番目は源頼朝創建の品川神社の大黒天を拝んで新年初富士登山経由で拝殿参拝。
成人の日なので晴れ着姿の若い女性も見られました。半田カメラマンが自慢の
カメラで集合写真を撮ってくれたのでこれらの写真を中心に報告します。

品川神社 大黒天
(1) 品川神社(大黒天)

2番目は養願寺の布袋尊、ご本尊は虚空蔵菩薩で「品川の虚空蔵さま」と呼ばれています。

(2) 養願寺(布袋尊)

3番目は井伊大老開山の一心寺、寿老人。ここで虚空蔵横丁から旧東海道に出ます。

(3) 一心寺(寿老人)

4番目は荏原神社の恵比寿さま。龍神様を祀る元品川宿の総鎮守。正殿の屋根の左右から
龍が顔を覗かせています。今年は辰年、縁起が良いです。

荏原神社
(4) 荏原神社(恵比寿)

お昼になりましたので青物横丁駅手前の「大阪餃子店よしこ」で昼食+ビールで乾杯。

大阪餃子専門店よしこ

5番目は品川区の名前のもとになった品川寺(ほんせんじ)の毘沙門天。ほろ酔い気分で
七福神巡りを続けます。

(5) 品川寺(毘沙門天) 読み=ほんせんじ

ここから先は、距離が長く脚が重くなってきましたが、立会川のなみだ橋を渡ると6番目
の天祖・諏訪神社の福禄寿。

天祖諏訪神社
(6) 天祖諏訪神社(福禄寿)

大森海岸駅近くまで来ると「鈴ヶ森刑場跡」。見たことあるなと思ったら2015年忘年会前の平日会で歩いていました。

14時半頃、磐井神社の弁財天に到着し、東海七福神巡りも完了です。磐井神社では小松崎さんからお手製のケーキが振舞われ、幸せな気分になりました。ありがとうございました。

(7) 磐井神社(弁財天)

磐井神社で一応の解散となりましたが、有志5人で大森海岸駅近くのお好み焼き屋で2次会を行い、16時に解散となりました。本日の歩行距離は6.4km、歩行時間は3hでした。
皆さまお疲れさまでした。

最後に恒例の鈴木さんの言葉スケッチです。

初富士に全員登頂のめでたさよ (品川神社境内に10歩も上ると2合目、また10歩で
3合目…という高さ15mの富士山の分家が設けられていました)

 納め札お炊き上げなる薄煙  (品川神社)

 成人の振袖私を見て見てと   (品川神社)

 初参り願ひの長し列長し     (品川神社)

 社殿前つのぐむ梅の小さき紅  (荏原神社) 

 品川の古き街道冬日差し   (東海道品川宿)

 子だくさんの狛犬夫婦冬ぬくし (龍泉寺)

 七草に代えてよし子の餃子かな  (昼食)

 寒椿お七お駒も鈴ヶ森    (鈴ヶ森刑場跡)

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2023年12月平日会 自然教育園~八芳園~泉岳寺

12月16日(土)OUWV-OB会東京支部忘年会の前に平日会を企画しました。
11時にJR山手線目黒駅に集合し、国立科学博物館付属自然教育園、白銀台の八芳園、
最後に赤穂義士を弔う泉岳寺を訪ね、品川駅港南口の忘年会会場に向かいました。
雨後の穏やかな好天に恵まれ、楽しい一日を過ごすことができました。
参加者は、4期漆戸さん・荒木さん、6期辻川さん・甲斐さん、7期冨士さん、17期
半田さん、18期佐野の7名です。

自然教育園は、約20万平米の園内に1473種の植物、2130種の昆虫、130種の鳥類が
確認され、都会の中とは思えぬほど豊かな自然が残っています。今回はイロハモミジの
真っ赤に色づき、イイギリがたくさんの真っ赤な実を高い木の枝につけ、センリョウ・
マンリョウの赤い実や地面から伸びたムサシアブミの束になった赤い実など赤色が目立ち
ました。

イロハモミジ
イイギリの実
センリョウの実
マンリョウの実
ムサシアブミの実

またカワセミやシジュウカラ、メジロ、カルガモなどの野生の鳥類も見ることができました。

水生植物園のカワセミ
葦の茎に止まる別のカワセミ
シジュウカラ
カルガモ

自然教育園を出て目黒通りを東に向かい、八芳園を訪ねました。土曜日ということもあり、結婚式で大賑わいでしたが、日本庭園の見学と撮影の許可をもらって園内一周しました。

八芳園日本庭園
園内を巡るOB

八芳園を出て泉岳寺に向かう道すがら、明治学院記念館と高輪消防署二本榎出張所の建物が目を引きました。

明治学院記念館
高輪消防署二本榎出張所

泉岳寺では12月14日に「赤穂四十七義士本懐成就令和義士祭」が開催された後でたくさんの人がお参りに訪れていました。ちょうど境内では講談師が義士たちの討ち入りの一幕を演じており、歯切れのいい調子にしばらく聞き惚れました。その後、四十七義士の墓をお参りしましたが、線香の煙で周囲がかすむほどでした。14時20分に泉岳寺を出て第一京浜をひたすら品川駅港南口の忘年会会場に向かいました。

泉岳寺
討ち入りの一幕を演じる講談師

四十七義士の墓
第一京浜を歩くOB
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2023/12/16 OUWV東京支部忘年会

2023年12月16日(土)15時~18時 JR品川駅港南口トロ銀品川店で東京支部忘年会を開催しました。北海道から毎年参加の4期堀井さん、当日は悪天候でフライト確保が大変でしたがご参加いただきました。参加者(敬称略)21名、(昨年は14名参加)は下記の通りです。
 3期 伊藤 元清
 4期 堀井 常彰、漆戸 啓二、荒木 健治
 5期 田中 宏二郎
 6期 辻川 和伸、甲斐 洋
 7期 三宅 昌之、冨士 光弘、竹辺 肇
10期 景山 晃
16期 樋口 敏夫、杉山 恒、向井 孝彰、堀井 史利
17期 伊藤 雅弘、半田 祐一、河野 浩
18期 佐野 佳伸、阪本 哲司
25期 大寄 浩志
初対面の方が多いので名札着用、最初に各自自己紹介として期・名前・出身高校・出身学部のみを発表していただきました。そのあと3期伊藤さんの乾杯の音頭で開始しました。
ワンゲルは上下3期までは圏内で、名前と顔を覚えていますが、圏外の方は全くわかりません。名札と自己紹介で打ち解けたのか、皆さんは圏外の方ともアットホームな感じで談笑していました。
あっという間の楽しい3時間でした。来年の支部忘年会でみなさんとまたお会いできるのを楽しみにしています。
幹事G 河野(17期) 堀井(16期)、向井(16期)

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11月平日会 武蔵野台地のヘリ歩き

11月29日(水)10時にJR駒込駅南口に集合して武蔵野台地のへりにある庭園・公園・神社を巡り赤羽駅まで歩きました。参加者は3期石黒さん、4期荒木さん、5期田中(宏)さん、6期辻川さん、7期冨士さん、阪女OG鈴木さん、18期阪本さん夫妻・佐野の9名でした。

六義園は、柳澤吉保が築園した「回遊式築山泉水」の大名庭園ですが、紅葉シーズンということで駒込駅南口にほど近い染井門から入場できました。庭園を反時計回りで一周し染井門に戻りましたが、2名行方不明です。電話したところ、途中で正門に向かってしまったとのことです。全員揃ったところで次の目的地、旧古河庭園に向かいました。

旧古河庭園は、ジョサイア・コンドル設計の洋館とバラの庭園が有名ですが、小川治兵衛作庭の回遊式の日本庭園は紅葉が見頃です。バラは少し遅かった感はありますが、紅葉は見事でした。今回は、12時入口集合で自由行動としました。

旧古河庭園から20分ほどで飛鳥山公園に着きました。児童公園には子供たちが遊んでいました。象の滑り台には往年の女児が遊んでいます。公園のベンチで昼食タイムとなりました。

昼食後、王子駅を越えて東京十社のひとつの王子神社と関東稲荷総社王子稲荷を参拝し、名主の滝公園に向かいました。

お寺の門のような名主の滝公園の入り口をくぐり、池でカワセミの撮影をしているカメラマンの邪魔をしながら男滝で記念撮影。武蔵野台地のヘリをうまく使った4つの滝が風雅です。

武蔵野台地のヘリに沿って東十条まで北上し、左に曲がって物価の安い十条商店街を歩いて清水坂公園に着きました。この頃には疲れがピークに達し、歩く姿や休憩中の姿に現れています。結局、今日は自宅から合わせて2万3千歩歩いて疲れました。

15時に赤羽駅に着き、一番街の千ベロ店に入りました。「千ペロは千円でベロベロ」という意味ですが、システムは一人千円でおはじき3個買います。これで好きな飲み物を3杯飲めます。つまみは別料金ですが、低価格でたくさん頼んでもそんなに高くありません。結局、2時間飲んで一人2500円でした。

本日のコースを辻川さんがユーチューブにアップしていただきました。
歩いた軌跡YouTube: https://youtube.com/shorts/f05MQ8RugkQ?feature=share

最後に恒例の鈴木さんの言葉スケッチです。

松を得ていよよ華やぐ紅葉かな (六義園)
秋薔薇香の透明にしんとして  (旧古河庭園)
紅葉蔭抹茶一服七百円
滑り台加速のついて発射台   (飛鳥山公園:あはは季語なし)
金銀杏ここに生きたり六百年  (王子神社)
秋の日を歩みし二万三千歩
千ベロでほんのり酔ふて秋の暮 (赤羽駅前)

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10月平日会 日和田山から物見山

10月26日(水)に低山ですが、奥武蔵の日和田山から物見山までハイキングを
行いました。参加者は3期石黒さん、5期當舎さん、阪女OG鈴木さん、18期芝田
さん・佐野の5名です。秋晴れの中、最高の景色を楽しめました。

西武池袋線で高麗(こま)駅に10時集合でしたが、9時40分に全員集合しました。
駅前に赤いトーテムポールが目を引くが、かって大陸から移住した高麗人が、
災厄防除・悪霊退治のために立てた名残です。

登山する前に観光地の「巾着田」を散策しました。「巾着田」は高麗川の蛇行の中にできた農耕地であるが、形が巾着袋に似ていることからそう呼ばれています。現在は、日本一の曼殊沙華群生地をはじめ、桜や菜の花、コスモスなどを花やカワセミ・ホタルを楽しめる公園となっています。

日和田山登山口には、田部井淳子さんの「日和田山からエベレストまで」と刻まれたエベレストを模したモニュメントがあります。日和田山には、ロッククライミングの練習場があり、長年田部井さんが通われたことから山仲間が建立したそうです。登山口で小学生の遠足とぶつかり、少し休憩してから小学生の通らない険しい男坂を選択して登ることにしました。

男坂は、岩稜の急登でどんどん高度を稼げます。ふと振り返ると先ほど歩いた「巾着田」が上から見ると巾着袋の形が良くわかります。

岩稜をよじ登り、高度を上げていくと頭上が明るくなり金毘羅神社の二の鳥居にでます。
岩稜の斜面で景色が良く休憩適地です。富士山は雲で隠れて見えませんでしたが、奥武蔵・奥多摩の山々や東京方面のビル・スカイツリーが見えました。

日和田山の山頂のベンチでお昼にしました。杉林の中で眺望は都心部のみ見えます。日和田山までは手ごろで景色も良いので賑わっていますが、ここから物見山まではぐっと人が少なくなり静かな秋の山歩きを楽しみました。

しばらく林道を歩きましたが、本日最高点の物見山(375m)へは杉の樹林帯の山道を歩きます。急登を登り切ると物見山の山頂標識とベンチが現れます。しかし、本当のピークは北東50m先に一等三角点があります。ここで芝田さんのフルート演奏会が始まりました。2曲ほど演奏した後にリクエストアワーとなり、山の歌から美空ひばりまで演奏・合唱となりました。

フルート演奏会で時間を取りすぎて、帰りの電車の時間が厳しくなりました。山道を下ると林道に出てひたすら駅に向かいました。早歩きでコースタイム70分のところ、60分に短縮して駅にたどり着きました。飯能駅北口ロータリーにある昭和のままの「おらく」で打ち上げを行い、帰路に着きました。

◇鈴木さんの言葉スケッチ◇

 大小の魚も遊べり秋の川

 仕事終ひ百万本の彼岸花

 秋晴天関八州を眺めたり

 熊年や鈴の音絶やせぬ秋山路

 高指山彩るすすき野紺菊

 秋の森に聴くフルートのアベマリア

 綿虫の流れ舞ひたり小さき駅

最後に、今回の懸念点として10/6熊出現情報があったので熊鈴やラジオ・熊スプレーといった熊対策をして実施しましたが、熊に遭遇することもなく、無事に下山しました。

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