2024年秋の平日会「高尾山系 景信山ハイキング」

10月14日(月)高尾駅北口9時に集合し、9時12分発の京王バス小仏行きのバスに乗り、
景信山ハイキングを行いました。参加者は、4期漆戸さん、5期當舎さん、6期辻川さん、
阪女OG鈴木さん、18期芝田さん、佐野の6名です。小仏バス停9時40分出発、10時
登山口、いきなりの急登でひいひい言いながら景信山山頂に向かいます。
途中で芝田さんが深雪の滑りで発見した「猫足ナンバ歩き」の極意(骨盤あるき)の無料
講習会が行わました。体力がなくても長時間歩けるという極意ですが、理論は何となく
分かりますが、極意ゆえ、なかなか実践がうまく出来ません。

景信山山頂には11時25分着でコースタイムより30分遅れです。早々に昼食を取って、山頂
からの風景や記念撮影を楽しみました。

景信山山頂から底沢峠は、なだらかな稜線歩きです。天気は快晴、さわやかな風を受けて
快調に進みます。途中の脇道で恒例の芝田さんのフルート演奏会も行いました。

堂所山までいくつかのピークがありますが、時間を節約するためにすべて巻道に迂回し、
底沢峠に着くころには、コースタイムに追いつきました。
底沢峠から林道までは約300mの一気の下りでこの日一番の難所です。慎重に下りて
無事に林道に着きました。

14時25分陣馬高原下バス停に到着。途中下車して日帰り湯「おおるりの湯」で汗を流し、ビールで乾杯。

高尾駅南口の中華料理店で打上げを行い、楽しかった山歩きと無事下山に二度目の乾杯。
高尾駅で解散となりました。

★☆ 最後に恒例の鈴木さんの言葉スケッチです。☆★

「がんばれ」と励ましくるる草の花

 山みちの茸食べられるかどうか

 山頂の主役顔なる芒かな

 梅干しや「うまし」といふ口すぼまりて

 フルートの木立に流る秋晴天

 木漏れ日の縞なす秋の杉木立

 わが足をねぎらふ秋の湯舟かな

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2024年7月平日会 江戸富士塚巡り第2弾

7月1日(月)10時に京浜東北線東十条駅南口に集合し、昨年に続き江戸富士塚巡りを行いました。参加者は、6期辻川さん、9期木谷さん、18期の佐野の3名です。梅雨時ということで曇り時々雨という天気でしたが、晴れた日よりは歩きやすいです。

東十条駅から徒歩5分で十条富士塚(十条富士神社)に到着します。普段は気が付かないほどの小さな神社ですが、山開きの日に合わせてお祭りが行われます。高さ6m程の階段を上り、頂上でお線香を供えて祠にお参りします。

普段は閑静な住宅街の道路(フジサンロード)の両脇には、400mに渡って200程の露店が並んで賑やかな雰囲気です。露店を眺めながら十条駅に移動しました。

十条駅から埼京線で池袋に出て有楽町線で護国寺駅に向かいます。駅の出口の裏には、すぐこの赤く立派な仁王門が出迎えてくれます。

護国寺の境内に入ると右手の鳥居が音羽富士の入り口です。お寺の中に設置されている珍しい富士塚です。雨で踏み石が濡れて滑りやすいため、慎重に登り、6mの山頂に達しました。

重厚な不老門をくぐると青銅色の屋根の本堂が見えてきました。ここは、徳川綱吉の生母、桂昌院の発願で建立されたお寺で格式の高さを感じます。

奥には墓地が広がっていますが、ひと際目立つのが山形有朋、大隈重信、三条実美といった歴史上の著名人も眠っています。

 山形有朋の墓
 大隈重信の墓
 三条実美の墓

池袋に戻り、東武東上線で下板橋駅徒歩8分の池袋富士(池袋氷川神社)に向かいました。池袋富士には、12時過ぎに到着しましたが、午前中は雨で登山禁止となっており、運よく1番目に登ることができました。

隣の児童公園で各々思い思いの場所で昼食を取りました。

次の豊島長崎富士(高松富士浅間神社)までは、同じ豊島区内ということで、徒歩で30分程歩きました。いい加減歩き疲れた頃に突然公園の裏手に豊島長崎富士が現れました。残念ながら7月6日~7日の土日に開山となっており、ここだけは外から見るだけでした。高さ8m、直径21mと裾野の広がる形状となっており、ここが一番登りたかったとの声が聞こえてきました。

最後は、千川駅から副都心線で新宿3丁目駅経由で丸の内線西新宿駅徒歩2分の成子富士(成子天神社)に向かいました。朱塗りの本殿と高層ビルとのコントラストが見事です。

成子富士は高さ12mと高度感があり、本日最後の登頂ということで、思わず万歳三唱してしまいました。昨年の5座と合わせて富士塚10座登頂完了です。

新宿副都心の町並みを眺めながら新宿駅西口の「思い出横丁」に向かいます。

「思い出横丁」を一回り回った後、比較的大きなお店の「鳥園」にて、今後の活動について意見交換しながら楽しく打上げを行い、解散しました。

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2024年6月平日会 牛久沼と牛久シャトー

6月17日(月)に常磐線牛久駅に集合し、「牛久沼かっぱの小径コース」散策と「牛久シャトー」を見学しました。東京駅の人身事故の影響で電車が遅れて11時出発となりました。
参加者は、3期石黒さん、5期田中(宏)さん、6期甲斐さん・辻川さん(途中合流)、阪女OG鈴木さん、9期木谷さん、13期小松崎さん、18期芝田さん・佐野の9名でした。

牛久駅で待っている間、牛久シャトーの手作り顔出しパネルで写真を撮ったり、防犯カメラの上に巣作りしたツバメの子育てを眺めたりしていました。

牛久シャトーの手作り顔出しパネル
防犯カメラの上のツバメの巣

牛久駅から国道6号に出てすぐに旧水戸街道に入ります。ここは、江戸時代には水戸街道
の牛久宿の通りです。宿場町の町並みは全く見当たりませんが、映画「超高速!参勤交代」や鬼平犯科帳「雲竜剣」の舞台となっています。古刹「瑞雲山正源寺」や明治天皇が女化が原で行われた砲兵実弾演習の天覧の際の宿舎とされた旧家飯島家にわずかに当時の面影を見ることができます。

曹洞宗「瑞雲山正源寺」
明治天皇行在所之碑と旧家飯島家

牛久城大手門跡の看板辺りから城中町に入ります。看板の先の「河童」で知られる近代日本画壇の巨匠、小川芋銭の墓がある得月院に立ち寄りました。「絵を売って芋が買えるほどの銭になればいい」と願い、芋銭と名乗ったそうです。

   得月院小川芋銭の墓

牛久城は1550年頃、後北条氏方の岡見氏が築城し、後北条氏滅亡後、豊臣方の由良氏が城主となりましたが、1623年に廃城となりました。深い空堀や草原の城跡に当時に思いを馳せてみました。城跡を抜けると沼沿いに木道が整備され、牛久沼の景色が楽しめます。牛久沼の由来は、食っちゃ寝の小坊主がある日、牛になり、それを嘆いて沼に身を投げたことから「牛食う沼」と呼ばれ、牛久沼になったそうです。(笑)道すがら湖沼池の違いの議論になり、調べてみると湖は最深部5m以上、沼は水深5m未満、池は湖沼より小さく人工的にできたものとのことでした。しかし、湖沼については、当てはまらないものもあり、「河童がいるのが沼」という説もありました。牛久沼の河童伝説からしてこの説もありかと思います。

    牛久城址の看板
   木道から見た牛久沼

牛久沼沿いから高度差20mの急坂を登り、小説「橋のない川」で知られる住井すゑの文学館、小川芋銭のアトリエ兼居室の雲魚亭はいずれも休館のため、写真を撮っただけで「河童の碑」に急ぎました。

    牛久市住井すゑ文学館
    小川芋銭の雲魚亭

「河童の碑」のある林に囲まれた涼しい休憩所のベンチで各自昼食を取りました。観光客もおらず、我々9名だけです。昼食後、18期芝田さんはフルート、阪女OGの鈴木さんはオカリナを奏でました。周りの林と共鳴した素敵な演奏会でした。

「河童の碑」から水田の脇の道を歩き、牛久市観光あやめ園に向かいました。手入れが悪いせいか、ちらほらとしかあやめの花が咲いておらず、かっぱの像が寂しげでした。ボランティアによる「あやめの復活プロジェクト」が必要だと発破をかけられました。

あやめ園から牛久駅までひたすらロードです。皆さん、お疲れモードです。やっと駅に着いたら午後3時前でした。ここまでで「牛久沼かっぱの小径コース」は約8km完歩となります。

ここで終わろうとの意見も出ましたが、せっかくなので牛久シャトーまで足を延ばして見学してきました。浅草の神谷バーを開いた神谷傳兵衛が、輸入ワインにハチミツや漢方薬を混ぜた甘味ワインを販売し、大人気を博しました。しかし、それに満足せず、国内で本格的なワイン醸造を行いたいと婿養子をフランスへワイン留学させ、国内ブドウ栽培適地として牛久に120haの敷地に農場と醸造場を日本で初めて建設したしたのが「牛久シャトー」です。現在は、醸造しておらず、本館と記念館、レストランの建物が国の重要文化財となっています。また、甲州市と共同でワイン文化遺産として日本遺産に認定されています。

牛久駅に戻り、牛久駅に隣接した居酒屋「はなの舞」で16時~18時前まで恒例の打上げを行いました。世代は違っても同じOUWVで青春を過ごした仲間として語らい、何杯もグラスを開けて大いに盛り上がりました。タイムサービスでハイボールとサワーが低価格で非常に安くあがりました。(すみません、盛り上がりすぎて写真を撮るのを忘れました)皆さま、長時間にわたり、お疲れさまでした。

最後に恒例の鈴木さんの言葉スケッチです。

 夏燕駅構内もものとせず

 ギョシギョギョシよしきり忙し葦の原

 ブオ-ンブオ牛久沼なる牛蛙

 本丸も草地になりて夏の月

 空堀に積み積もりたり竹落ち葉

 緑陰やフルートの音のさらさらと

 目を細む早苗田わたる風緑

 河童像遠き目をして夏の星

 これやこの電気ブランよ合歓の花  (有名な浅草神谷バーの電気ブランは                   牛久シャトーの創始者神谷傳兵衛の作品なのでした)

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昭和記念公園2024年4月の集い

投稿日 2024年5月6日 作成者 小松崎13期

コロナの期間を除き、2008年度から恒例となってきた昭和記念公園での集いを、今年も4月29日、さわやかな好天のもと開催することができました。参加者は3期石黒、伊藤、4期漆戸、堀井(常)岩井、5期田中(宏)、當舎、6期辻川、7期冨士、竹辺 9期木谷、13期小松崎、16期堀井(史)17期半田、18期佐野、芝田 阪女OG 鈴木 各位の17名もが集まれました。6期山脇さんは西立川口まで奥様と来られました。
年々、昭和記念公園が広く感じられるようになり、みんなの原っぱも遠く感じるようになってきましたが、11時頃から大ケヤキの下集まり、持ち寄りのお弁当、飲み物で久しぶりのおしゃべりを楽しみました。

大ケヤキの下で記念撮影
日差しも強すぎずさわやかな気候
参加者もほぼそろい、お弁当やアルコールで宴もたけなわ
恒例となってきた18期芝田さんのフルートとサックスの演奏。腕前があがってきたようです
4期堀井さんはこの後奥州街道歩き

1時になり、円陣を組んで、いつも合宿の最後に謳う全寮歌を佐野さんの口上で合唱、お昼タイムを終え、園内散策、花の丘へと移動した。今年はネモフィラが見頃だった。

写真には掲載していないけれども、今年の人混みは今までにみたこともないほどだったが、円安の影響で物価高となり、人々が海外旅行や国内旅行を見合わせたせいかもしれない。OUWVの参加者とも花の丘あたりでばらばらになってしまったが、2次会の参加者とは3時にあけぼの口でまちあわせをしていたので、有志参加の立川駅南口の2次会の居酒屋、九州蔵に3時半にたどりつけた。

もつ鍋付きコースで3時間飲み放題ということだったが、幹事の研究不足でビールは含まれていなくてがっかりしたが、別オーダーで生ビールで乾杯、二次会参加者11名でまた盛り上がりました。

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2024年2月平日会 鎌倉梅めぐり

 春一番が吹いた2月15日、鎌倉で梅めぐりの平日会を開催しました。北鎌倉駅に集合。東慶寺の梅を見てから、浄智寺の横を通って葛原岡神社に登り、銭洗い弁天、佐助稲荷へと向かいました。高徳院の大仏を外から拝観したあと、長谷寺で華やかな梅を楽しみました。最後に長谷駅近くの食堂で軽く打ち上げを行いました。

参加者は石黒、荒木、田中、當舎、辻川、竹辺、富士、木谷、阪本(2)の10名でした。

東慶寺門前です。中での撮影は禁止されているので写真はこれだけですが、境内では白梅、紅梅が可憐な花を咲かせていました。

浄智寺の横を通って、これから登山道に入ります。外からですが浄智寺の境内にも梅が咲いていました。

浄智寺の横から登山道を約30分で葛原岡神社に着きます。公園のベンチで昼食。

葛原岡神社から銭洗い弁天に下り、佐助稲荷に到着しました。源頼朝が若い頃「助どの」と呼ばれていたことが名前の由来だそうです。

佐助稲荷からは住宅地を長谷方面に40分ほど歩きます。途中、高徳院で大仏さまを遠くから拝みました。大仏からいよいよ長谷寺に到着です。さすがにこの辺りに来るとインバウンドの観光客で混雑していました。

「花の寺」と言われる長谷寺だけあって、境内はたくさんの梅が咲いていました。今回の梅めぐりはここが終点です。

長谷駅で解散し、近くの食堂で打ち上げ。釜揚げしらす、鎌倉野菜の天ぷらを肴に乾杯‼ 

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