11月平日会 武蔵野台地のヘリ歩き

11月29日(水)10時にJR駒込駅南口に集合して武蔵野台地のへりにある庭園・公園・神社を巡り赤羽駅まで歩きました。参加者は3期石黒さん、4期荒木さん、5期田中(宏)さん、6期辻川さん、7期冨士さん、阪女OG鈴木さん、18期阪本さん夫妻・佐野の9名でした。

六義園は、柳澤吉保が築園した「回遊式築山泉水」の大名庭園ですが、紅葉シーズンということで駒込駅南口にほど近い染井門から入場できました。庭園を反時計回りで一周し染井門に戻りましたが、2名行方不明です。電話したところ、途中で正門に向かってしまったとのことです。全員揃ったところで次の目的地、旧古河庭園に向かいました。

旧古河庭園は、ジョサイア・コンドル設計の洋館とバラの庭園が有名ですが、小川治兵衛作庭の回遊式の日本庭園は紅葉が見頃です。バラは少し遅かった感はありますが、紅葉は見事でした。今回は、12時入口集合で自由行動としました。

旧古河庭園から20分ほどで飛鳥山公園に着きました。児童公園には子供たちが遊んでいました。象の滑り台には往年の女児が遊んでいます。公園のベンチで昼食タイムとなりました。

昼食後、王子駅を越えて東京十社のひとつの王子神社と関東稲荷総社王子稲荷を参拝し、名主の滝公園に向かいました。

お寺の門のような名主の滝公園の入り口をくぐり、池でカワセミの撮影をしているカメラマンの邪魔をしながら男滝で記念撮影。武蔵野台地のヘリをうまく使った4つの滝が風雅です。

武蔵野台地のヘリに沿って東十条まで北上し、左に曲がって物価の安い十条商店街を歩いて清水坂公園に着きました。この頃には疲れがピークに達し、歩く姿や休憩中の姿に現れています。結局、今日は自宅から合わせて2万3千歩歩いて疲れました。

15時に赤羽駅に着き、一番街の千ベロ店に入りました。「千ペロは千円でベロベロ」という意味ですが、システムは一人千円でおはじき3個買います。これで好きな飲み物を3杯飲めます。つまみは別料金ですが、低価格でたくさん頼んでもそんなに高くありません。結局、2時間飲んで一人2500円でした。

本日のコースを辻川さんがユーチューブにアップしていただきました。
歩いた軌跡YouTube: https://youtube.com/shorts/f05MQ8RugkQ?feature=share

最後に恒例の鈴木さんの言葉スケッチです。

松を得ていよよ華やぐ紅葉かな (六義園)
秋薔薇香の透明にしんとして  (旧古河庭園)
紅葉蔭抹茶一服七百円
滑り台加速のついて発射台   (飛鳥山公園:あはは季語なし)
金銀杏ここに生きたり六百年  (王子神社)
秋の日を歩みし二万三千歩
千ベロでほんのり酔ふて秋の暮 (赤羽駅前)

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10月平日会 日和田山から物見山

10月26日(水)に低山ですが、奥武蔵の日和田山から物見山までハイキングを
行いました。参加者は3期石黒さん、5期當舎さん、阪女OG鈴木さん、18期芝田
さん・佐野の5名です。秋晴れの中、最高の景色を楽しめました。

西武池袋線で高麗(こま)駅に10時集合でしたが、9時40分に全員集合しました。
駅前に赤いトーテムポールが目を引くが、かって大陸から移住した高麗人が、
災厄防除・悪霊退治のために立てた名残です。

登山する前に観光地の「巾着田」を散策しました。「巾着田」は高麗川の蛇行の中にできた農耕地であるが、形が巾着袋に似ていることからそう呼ばれています。現在は、日本一の曼殊沙華群生地をはじめ、桜や菜の花、コスモスなどを花やカワセミ・ホタルを楽しめる公園となっています。

日和田山登山口には、田部井淳子さんの「日和田山からエベレストまで」と刻まれたエベレストを模したモニュメントがあります。日和田山には、ロッククライミングの練習場があり、長年田部井さんが通われたことから山仲間が建立したそうです。登山口で小学生の遠足とぶつかり、少し休憩してから小学生の通らない険しい男坂を選択して登ることにしました。

男坂は、岩稜の急登でどんどん高度を稼げます。ふと振り返ると先ほど歩いた「巾着田」が上から見ると巾着袋の形が良くわかります。

岩稜をよじ登り、高度を上げていくと頭上が明るくなり金毘羅神社の二の鳥居にでます。
岩稜の斜面で景色が良く休憩適地です。富士山は雲で隠れて見えませんでしたが、奥武蔵・奥多摩の山々や東京方面のビル・スカイツリーが見えました。

日和田山の山頂のベンチでお昼にしました。杉林の中で眺望は都心部のみ見えます。日和田山までは手ごろで景色も良いので賑わっていますが、ここから物見山まではぐっと人が少なくなり静かな秋の山歩きを楽しみました。

しばらく林道を歩きましたが、本日最高点の物見山(375m)へは杉の樹林帯の山道を歩きます。急登を登り切ると物見山の山頂標識とベンチが現れます。しかし、本当のピークは北東50m先に一等三角点があります。ここで芝田さんのフルート演奏会が始まりました。2曲ほど演奏した後にリクエストアワーとなり、山の歌から美空ひばりまで演奏・合唱となりました。

フルート演奏会で時間を取りすぎて、帰りの電車の時間が厳しくなりました。山道を下ると林道に出てひたすら駅に向かいました。早歩きでコースタイム70分のところ、60分に短縮して駅にたどり着きました。飯能駅北口ロータリーにある昭和のままの「おらく」で打ち上げを行い、帰路に着きました。

◇鈴木さんの言葉スケッチ◇

 大小の魚も遊べり秋の川

 仕事終ひ百万本の彼岸花

 秋晴天関八州を眺めたり

 熊年や鈴の音絶やせぬ秋山路

 高指山彩るすすき野紺菊

 秋の森に聴くフルートのアベマリア

 綿虫の流れ舞ひたり小さき駅

最後に、今回の懸念点として10/6熊出現情報があったので熊鈴やラジオ・熊スプレーといった熊対策をして実施しましたが、熊に遭遇することもなく、無事に下山しました。

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9月平日会 はけの道から深大寺へ

9月28日(木)中央線武蔵小金井駅から京王調布駅まで野川沿いに歩きました。
参加者は3期石黒さん、6期辻川さん、阪女OG鈴木さん、13期小松崎さん、
16期堀井さん、18期佐野の6名です。予想外の真夏日となり、暑さに閉口しながらも
歩き通しました。

武蔵小金井駅に10時集合で南口より300m南下し、連雀通りを左折してはけの森美術館
辺りで右折して下り道を降りるとはけの道(国分寺崖線の崖の下の道)に入ります。
武蔵野公園から野川沿いの遊歩道に入り、西部多摩川線を横切ると野川公園に入ります。

野川には湧水があったり、野川公園の自然観察園では植物を観察でき、ヒガンバナの群落が盛りでした。野川公園には観察園だけでなく芝生広場やバーベキュー広場もあり、一日
遊べそうです。

神代植物公園の入り口ですでに12時を回りましたので手前にあった蕎麦屋で深大寺そば
(天ざる)と深大寺ビールでランチです。

神代植物公園では朝ドラ「らんまん」で有名になった牧野富太郎の書籍が見られたのと
芝生広場のパンパスグラスが印象的でした。

深大寺で参拝した後、蕎麦屋街で鬼太郎茶屋を見つけました。ここから調布駅あたりは
水木しげる先生が住んでいたので鬼太郎ロードとなっています。

深大寺から調布駅までの1.6㎞は、日陰の無い町中の道路を昼下がりにひたすら歩いた
のでまさに「死のロード」、本日一番の厳しいコースでした。15時に駅前の「肉汁餃子の
ダンダダン」でビールと餃子で打ち上げて散会となりました。総距離10.5km。

最後に鈴木さんの俳句二句
 恋初めの「武蔵野夫人」彼岸花
 深大寺天ぷらそばの仰山に

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7月平日会 江戸七富士巡り

富士講により江戸時代から明治にかけて盛んに造築された富士塚を巡る
企画を富士山の山開きに合わせて7月1日(土)に行いました。

参加者は3期伊藤さん・石黒さん、4期荒木さん、6期辻川さん、7期冨士さん、
9期木谷さん、13期小松崎さん、16期堀井さん・樋口さん、18期佐野の10名です。

9時50分に日比谷線入谷駅出口に集合し、最初に小野照崎神社の「下谷坂本富士」に
登頂しました。あいにくの雨で傘を差しながら、富士山同様大渋滞の中の登頂となりました。国の重要有形民俗文化財に指定され、お山開きの日しか登れません。

下谷坂本富士
下谷坂本富士に登頂した荒木さん、石黒さん、辻川さん

鶯谷駅から山手線で駒込駅に移動し、2座目の駒込富士神社に向かいました。「駒込富士」は。冨士信仰の拠点の一つとして「お富士さん」の名で親しまれています。山開きの
日には屋台もたくさん出て、お祭りの日らしくにぎやかな雰囲気です。

駒込富士参道での記念写真

駒込駅に戻り、池袋駅から西武池袋線で江古田駅に移動し、駅前の江古田浅間神社の
3座目の「江古田富士」に向かいました。ここも国の重要有形民俗文化財に指定されており、正月と山開きの日と大祭の日にしか登れません。滑りやすく危険なため、誘導員の指示に従い、登ります。

鳥居をくぐり、江古田富士にいざ登頂
江古田富士山頂の伊藤さん、辻川さん、小松崎さん、樋口さん、堀井さん

雨も止んで来ましたが、雨天登頂禁止の高松富士と池袋富士はパスすることにしました。
3座目を終えて12時となり、江古田浅間神社の横の小公園で昼食タイムとなりました。

小公園での昼食風景

池袋駅に戻り、新宿経由で千駄ヶ谷駅に移動し、鳩森八幡神社の「千駄ヶ谷富士」へ
向かいました。ここは、年間通していつでも登れますが、江戸時代の冨士塚の基本様式を
備えており、「これぞ富士塚」と呼べる貴重な富士塚です。

千駄ヶ谷富士案内図
千駄ヶ谷富士登山口にて記念写真

千駄ヶ谷駅から代々木経由品川駅迄移動し、さらに京急で新馬場まで移動し、最後の品川
神社の「品川富士」に移動しました。比高15mと東京随一の富士塚の高さを誇ります。
山頂に立つ石碑には「冨士山遙拝所」と記されており、ここから富士山が眺望できたこと
がわかります。

品川富士山頂にて記念写真

程よく疲れたので新馬場駅から徒歩3分の「中華一品楼」にて打ち上げです。
ビールで乾杯しながら諸先輩方の含蓄のあるお話をお伺いし、大変勉強になりました。
4期荒木さんの元気なお姿を拝見できたこと、16期樋口さんの初参加など大きな収穫でした。企画自体も好評でしたので来年も富士塚第2弾を企画しようと密かに思っています。

「中華一品楼」での打ち上げ風景
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4月平日会 昭和記念公園の集い

2023年4月29日(土)昭和の日、コロナ感染症の扱いが変ることになり、街にも観光地にも人が繰り出すようになって初めての集いとなりました。数日前の予報では天気が心配されましたが、強力な晴れ女?かまたは晴れ男が多いのか気持ちのよい青空となりました。

昭和記念公園は昭和天皇御在位50年記念事業の一環として、米軍の立川飛行場跡地につくられた総面積180haにもおよぶ国営公園です。平成になり、この日はみどりの日として祝日として残されることになり、入園料も無料となったのをきっかけにOUWV東京支部で竹辺さんが呼びかけて下さったのがきっかけで集まることになりました。今もお元気ですが、いつまでも先輩に甘えているわけにはいかないということになり、小松崎が昭和記念公園の集まりを踏襲して呼びかけをさせていただくことになりました。

令和となり、みどりの日は5月4日に移行、4月29日は昭和の日として祝日です。入園料無料は5月4日となり、4月29日は無料ではなくなりましたが長年親しんできたこの日にしました。

午前11時に各自昼食、飲み物を持参でみんなの原っぱ、大ケヤキのそばに集まりました。参加者は3期石黒、伊藤、4期堀井、漆戸、岩井、5期田中(宏)、6期山脇、宮崎、7期竹辺、冨士、三宅、阪女OG鈴木、9期木谷、16期堀井(史)、18期佐野、芝田、13期小松崎、各位の総勢17名となりました。

漆戸さんは例年のようにバーナーとフライパンを持参で豚肉を焼いてご馳走して下さいました。
北海道の堀井さんは中山道の途中を一部残して、日本橋に到達、帰宅の前に参加して下さいました。
恒例となった芝田さんのサックス演奏
そろそろお開きの時間もせまり、円陣を組んで全寮歌を歌う準備。写真はないですが、佐野さんの口上で昔の合宿の最後を懐かしみました。
大ケヤキの下で参加者全員そろっての記念撮影
今年は例年より標準の花期が早かったけれども、花の丘のシャーレ―ポピーは見頃で鮮やかでした。
満開のポピーをバックに記念撮影

大ケヤキの下での懇親のあとは2時半頃いったん解散して自由に園内を散策してそれぞれ帰ることになりました。まだお名残おしい参加者は、あけぼの口までそぞろ歩き、8名が立川駅近くの居酒屋さんで喉を潤して5時頃帰途につきました。

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